日本画継環展(JPCE)とはWhat is JPCE?
このたび『日本画継環展(にほんがけいかんてん)』
(英語表記:Japanese Painting Continuity Exhibition、略称JPCE)を開催いたします。
『日本画継環展』は、今の時代を生き、作家を志す方々の発掘・応援・デビュー、
そして日本の画材を作る職人たちの支援・普及を目的とした公募制の展覧会です。
年齢や画歴、国籍をとわず、絵を描くすべての方から作品を募集いたします。
本公募展は、単なるアーティストや日本画制作者の自己実現の場にとどまらず、
日本画文化の未来を支える重要な一歩として位置づけられています。
近年、日本画材の需要減少や職人技術の継承問題が深刻化しており、
これらの課題を解決するためには、個々の創作活動が社会全体への貢献へとつながる仕組みが必要です。
本公募展への応募を通じて得られる収益は、
次世代への教育的普及活動や日本画文化の啓蒙活動に活用されます。
応募者一人ひとりが、自身の作品を通じて日本画文化の継続と発展に寄与するという意識を持つことで、
経済的な循環が生まれ、社会全体で日本画文化を支える基盤が形成されます。
この公募展は、年齢・画歴・所属・国籍を問わず、未来の日本画文化を共に創り上げるための第一歩です。
ぜひ、社会課題の解決に向けた一助としてご参加ください。
開催スケジュールSchedule
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募集受付期間
2025/11/01 - 2026/02/01
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一次審査入選者発表
2026/03/03
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東京・銀座展(公開二次審査)
2026/04/03 - 2026/04/07(予定)
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授賞式・各賞発表
2026/04/05
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福岡・六本松展
2026/05
募集要項information
- 応募条件
- 年齢、国籍、画歴不問
※日本国内で郵便物の受け取りが可能な方 - 出品料
- 4,000円(税込)
※1エントリーにつき2作品まで出品可
※1名につき3エントリーまで可(計6作品)
※クレジットカードによるお支払いのみ
※作品がサイトに掲載されて以降は、返金を行いません - 募集期間
- 2025年11月1日(土) から
2026年2月1日(日) まで - 応募作品の要件
- 日本の伝統画材(墨、胡粉、水干絵具、岩絵具、膠、和筆、顔彩、和紙、絵絹など)を
1つ以上使用した
SM(227×158mm)~F8号(455×380mm)サイズの平面絵画作品
※縦横不問
※額装なし・パネル展示可能な状態
※発表済み作品も応募可 - 審査員
- 国内で活躍する学芸員、画家、コレクター等を予定
- 応募方法
- 作品を撮影した写真をGoogleフォームより送信
※メール、郵送、その他の方法による応募は受け付けておりません。予めご了承ください。
賞について
入賞(40~50名程度)
日本画文化の裾野を広げるという開催趣旨の元、「日本画継環展」ではグランプリを設けておりません。
代わりに多彩な部門賞を設け、今後の受賞作家の活動を応援します!
特別部門賞
入賞者の中から、下記の通り多彩な切り口を設けた特別部門賞を各1名選出します。
・小中高・日本画賞(18歳以下)
・学生日本画賞(28歳以下)
・長寿賞(60歳以上)
・令和日本画賞(今の時代を感じる作品)
・不動日本画賞(時代を経て色褪せない作品)
・新人賞(年齢不問・はじめての公募展応募作品)
・伝統画材画賞(伝統画材の魅力が伝わる作品)
・写生画賞(トレース・写真を用いず描かれた作品)
・眼福画賞(観客賞・展示会期間中に観客投票の最も多かった作品)
受賞特典
- ・東京・福岡での公募展に作品展示
- ・部門賞ごとに副賞を授与
(2万円相当の伝統的な画材を予定) - ・入選作品は作品販売が可能
(※ギャラリー販売手数料 50%) - ・希望者にはギャラリー・画商とのマッチング
従来の公募展との違い
- ① SM~F8サイズ以下の小作品が対象なので気軽に応募できる
- ② 年齢・経歴などによる出品制限がない開放性
- ③ 伝統画材の魅力発信と継承支援を目的とし、職人との連携をサポート
- ④ 受賞後の販売機会を創出し、画商やギャラリーとのマッチング支援など作家活動継続の一助となる
- ⑤ 東京銀座・福岡六本松の2カ所で作品を巡回展
展覧会・入賞作品の販売予定
入賞者作品の展覧会を東京・福岡で開催し、作品は現地およびオンラインで販売をいたします。
公募展の開催趣旨として、年齢・画歴関係なく集まった魅力的な作品と優れた作家を世に広めたいという想いから、部門賞への選出のほか、作品展示・販売機会の創出につなげ、作家の継続的な活動を応援したいと考えています。