『日本画継環展 東京・銀座展』を開催します
東京・銀座展
開催期間:2026年4月3日(金)~4月7日(火)
場所:屋上ギャラリー枝香庵
〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
授賞式・懇親会を4月5日(日)14:00より行います
展覧会開催によせて
今回の第一回日本画継環展には、全国各地より490点の応募作品が集まりました。
初年度にも関わらず大変多くのご応募をいただき、誠にありがとうございます。
今回応募いただいた490作品の中から、厳正な審査を経て選出された60名の入選作家による123作品の入選を展示いたします。
東京展(銀座・屋上ギャラリー枝香庵)、福岡展(六本松・野の間)の2つの会場で行われる当展覧会では、作品展示はもちろん、気に入った作品をその場でご購入いただくこともできます。
(※発送は全ての展覧会の終了後に順次行います)
また、展覧会終了後も公式サイト内にて展示作品を画像で紹介、サイト内のオンラインショップにてご購入も可能です。
集まった魅力的な作品と優れた作家を世に広めたいという想いから、
この展覧会を作品展示・販売機会の創出につなげ、作家の継続的な活動を応援したいと考えています。
ぜひ、現地会場および当サイト上にてご高覧ください。
本公募展への応募を通じて得られる収益は、次世代への教育的普及活動や日本画文化の啓蒙活動に活用されます。
入賞・入選作品一覧
第一次審査を通過しました60名123作品を東京銀座展では作品展示いたします。
入選作品のオンライン販売につきましては展覧会に先駆けて3月13日(金)より当ページにて受付開始いたします。
いずれも1点ものの原画作品になりますので先着順でのお受付、お引き渡しは全ての展覧会日程が完了する5月末日以降とをご了承ください。
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シーン
アナ ヨバノブスカ
24x33cm
詳細
水性顔料を用いて和紙に手刷りした木版画。手縫いの糸で固定されています。
同じ登場人物が様々なシナリオ、行為、会話、状況、記憶の中で再び登場する、オープンエンドなシーン集の一部です。まるで他人の家族アルバムを覗き込むかのように、物語は進行し、発展していくという概念を伝え、最終的には人間の経験の相互関係を表現しています。 -

シーン
アナ ヨバノブスカ
24x33cm
詳細
水性顔料を用いて和紙に手刷りした木版画。手縫いの糸で固定されています。
同じ登場人物が様々なシナリオ、行為、会話、状況、記憶の中で再び登場する、オープンエンドなシーン集の一部です。まるで他人の家族アルバムを覗き込むかのように、物語は進行し、発展していくという概念を伝え、最終的には人間の経験の相互関係を表現しています。 -

筆跡の波(小作品)
中田開大
273×273㎜
詳細
口から出る、耳で聞く、目で読む、頭で生み出す…やっぱなかったことに。
日々人々は言葉というものを使いまくる。使っては流れ、使っては崩れ、また体をなす。まるで終わりのない波のように。
その流れを描いてみる。 -

赤いカラスと白い木
中田開大
333×190㎜
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地震前年の珠洲市のキリコ祭り
池田静江
228mm×318mm
詳細
能登半島地震の前年に珠洲市を訪れ、キリコ祭りに参加しました。その際、知り合った地元の方に頼まれて制作した、作品の中の1枚です。津波で大きな損害が出ましたが、キリコ祭りができれは頑張れると、再建の原動力になっているそうです。
作品の左半分は、アクリル絵の具とカラー箔。右半分は、墨とカラー箔を使って、キリコの煌びやかさを表現しました。 -

ヒメダカたちの棲家
池田静江
円形パネル(直径25cm)+3cm
詳細
円形パネルに和紙を張り、銀箔の揉み紙で水面の反射を表現しました。水面から立ち上がっているホテイアオイは、鳥の子色紙を切り抜いて、貼り付けました。岩絵具で彩色しています。
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地蔵菩薩
館 恵
F4
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地蔵菩薩
館 恵
F4
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緑の風景(初夏)
難波忍晴
F3
詳細
ひっそりと絵を描いています。
これまで自分の作品は人に見せたり批評を受ける機会はないだろうと思ってきたし、それで構わないとも考えてきました。
たとえ売り絵のように見栄えのよいものにならなくても、自分なりの表現で描くことを大切に制作しています。 -

緑の風景(巡礼)
難波忍晴
B4
詳細
ひっそりと絵を描いています。
これまで自分の作品は人に見せたり批評を受ける機会はないだろうと思ってきたし、それで構わないとも考えてきました。
たとえ売り絵のように見栄えのよいものにならなくても、自分なりの表現で描くことを大切に制作しています。 -

隅
後藤悠介
F6
詳細
コンクリート擁壁と地面の角にあった枯れ草を題材にした作品です。取材地はほとんど人の通らない道端で雑草が無造作に伸びていました。スケッチをしている最中、トラックがたまに通るせいか、周囲には砂埃で黄ばんだ跡が残っていました。また、コンクリートの壁面には無数の水抜きパイプがあり、溜まった水が中から壁を伝って垂れてきていました。それが地面で水たまりとなって枯れ草に触れていました。 人間にとっては息苦しく、少し寂しい場所ではありましたが、人目につかずとも日々力強く生きていたようにも感じられ、長い間眺めていました。
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ゆい
後藤悠介
F8
詳細
三本のセイタカアワダチソウが隣同士に生えていたものをスケッチしました。背景は想像ですが夕暮れ時にスケッチをしていたこともあり、温かなイメージを思い起こしました。草木同士が互いに身を寄せあっているようにも感じ、柔らかな印象を表現したいと思い、礬水液を引いていない生の状態の麻紙を使用しました。背景にのみ麻紙の裏側から礬水液を垂らして墨や絵具を弾くことで雲を表現しました。
タイトルの「ゆい」は「結い」をひらがなにしています。人との関係が希薄になりがちな現代において自分にもよく当てはまる部分がありました。互いに助け合ったり、励ましあったり、この三本の関係性を見ていると自然と単語が浮かんできました。 -

記録
髙木 優羽
F4
詳細
西洋でよく見られる、王侯貴族の子女の肖像画から着想を得て制作した作品です。
愛らしさを残しつつも、どこかよそ行きの顔に脚色されている子どもの姿をイメージしました。岩絵具独特の質感を活かした表現を目指しています。 -

ひらかれるもの
髙木 優羽
F4
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スプレーマム
王禎寅
SSM
詳細
花屋で見つけた綺麗なスプレーマムを描きました。
花の美しさと穏やかな雰囲気を表現した作品です。 -

シロタエギク
王禎寅
M6
詳細
歩いていると、その強い白さに思わず目を奪われました。
よく見ると、綺麗な白い葉っぱとかわいらしい黄色い花をつけたシロタエギクでした。
青空の下で際立つその白さとかわいい花を表現した作品です。 -

たていとよこいと#16
ふくださちこ
215×184(mm)
詳細
茅布巾の折り目模様から目が離せなくなり描き進めた「たていとよこいと」シリーズ16枚目の絵です。
佐賀の名尾和紙に紅梅と鶯茶色の絵の具を使い面相筆で描きました。
繊維のほつれや破れ目などで遊びつつ、紙全体を四隅の端まで線で覆うことにより一枚の布の様にも見える絵です。 -

たていとよこいと#12
ふくださちこ
225×185×35(mm)
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作品名
りと_i
90mm x 330mm
詳細
動物の持つ強さと自立した姿に惹かれています。
小さな命を見つめると、心が癒され、静かな温もりを感じます。
その温もりは、彼ら自身を支えるだけでなく、私たちの心もそっと温めてくれます。 -

平穏
りと_i
320mm x 410mm
詳細
平穏とは、まなざしが閉じられ、 静けさのうちに小さき命が次第に育っていくことである。
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春のおとづれ
河村豊子
F4
詳細
水干絵具で背景を制作し、岩絵具で植物を描きました。ひたすら描くだけで、理屈が分からないように思いますが、周囲はよい絵だと喜んでくれます。
ビオラの花言葉は私を思って、物思い、誠実、そして家庭の幸福だそうです。
《揺らがない思い》ともあり、
勉強のため、思い切り勇気を出して初挑戦してみることにしました。 -

ほのかな喜び
河村豊子
SM
詳細
何年も前に描きましたが、日本画で初めて試した技法です。霧の中のようで面白いなと思いました
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暮れきらず
智真
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明けきらず
智真
45.5×38.0
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離塵
高義勝
42x29.7cm
詳細
百合を基底に、蝉の抜け殻が静かに置かれ、背後から柔らかな光が差し込む瞬間を表現した。
百合は純潔と生命の本質を象徴し、蝉の抜け殻は生命の変化や古い束縛からの脱却を示す。
背後から差し込む光は、抜け殻を照らすだけでなく、生命の継続と精神の昇華をも示唆している。
本作は自然界のささやかな瞬間を通して、存在についての哲学的思索を引き出す。生命の一つひとつの変化は、自己と塵世からの短い分離であり、「存在そのもの」を意識する瞬間でもある。
蝉が抜け殻を残す瞬間は、終わりであると同時に始まりでもある。背後の光は精神や意識の微かな光を象徴し、観る者に、真の自由は過去の執着をゆっくりと手放すことから生まれることを思い起こさせる。
『離塵』は「存在の軽やかさと変容」を探求する作品であり、日常の最小の自然の象徴を通して、生命、時間、そして自己の境界についての思索を喚起する——塵世の喧騒の中で心の光を保ち、変化の後に再び世界を見つめる方法を問いかける。 -

屈折の視線
高義勝
42x29.7cm
詳細
女性が片目をプリズムで覆い、もう片方の目で観る者を直視する。プリズムは視線の偏位と変容を象徴し、視線を単一かつ透明なものではなくする。
覆われた目は規範によって制約された視角を表し、直視する目は主体としての意識の回帰を示す。
本作は「屈折する視線」を通して、女性が他者からの視線に縛られる立場から解放され、再び自ら観る者として、そして自己を定義する主体として立ち戻る過程を探求している。 -

寒風
知里
F6
詳細
スケッチを終え、帰りの電車に乗っていると、ちらちらと雪が舞い始めました。
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静活
知里
SM
詳細
立葵を眺めていた時に目に入った光景。花弁の虫食い跡をみて、立葵って美味しいんだなぁと思うと優雅な食事の風景に見え、普段なら苦手なはずの虫がかわいく感じだし、思わず絵にしました。
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紅葉 霜月
手塚葉子
F6
詳細
舞い散る紅葉の行方を見つめる子供を描きました。色彩が舞う背景の空気感に対し、人物はあえて色をのせず「白」で表現しています。
未だ何色にも染まっていない無垢な存在が、これから自身の経験によって人生を彩っていく未来への願いを込めました。 -

柔らかな風
手塚葉子
P8
詳細
足元に散らばる小さな「彩り」に夢中になる子供を描きました。人物を白(無垢)で表現していますが、自らの手で色を拾い集める能動的な姿としています。
一つひとつの小さな発見や経験を、自分のものとして積み重ねていく様子を表現しました。 -

夢の跡
寺本 悠里子
455mm×273mm
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変容の形
寺本 悠里子
273mm×220mm
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月
矢野真路
S4
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花
矢野真路
S4
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クモの巣
河邉雅子
F8
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モモノハナ
河邉雅子
B4
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月夜
田中 侑良
F6
詳細
路地裏に静かにたたずむ配管群を描きました。表舞台に出ることなく、縁の下の力持ちとして存在する配管に月明かりが差し込み、その配管の時間経過や経年劣化の表情が美しく照らされる様に注目しました。
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秋季
田中 侑良
F3
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黒斑
稲葉未来
SM(227×158mm)
詳細
日の光を浴びた黒豹の毛並みの中に微かに隠れた赤茶色や紫などの色合い、そしてうっすらと浮かび上がる美しい斑紋に感動し、それらを銀箔を腐食させるという手法を使うことにより自然な色の変化をもちいることで表現しました。
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あの夏へ
花立 ゆかり
F6
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夕照の丘
花立 ゆかり
F4
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色褪せぬもの
夏彦
SSM(227㎜×227㎜)
詳細
モチーフとした「きりん」は良くも悪くも作家である自分に影響を与えた動物です。
きりんは鮮やかな色を使い、どんなに時間が経っても美しく魅力的なままであり続ける存在「色褪せぬもの」として表現し、背景はくすんだ色を使い、靄がかかったような不透明な存在「過去の栄光や評価」をイメージしていいます。
本作を出展した展示テーマが「道」であったことも踏まえ、描いた作品だけでなく、自分が色褪せぬ作家として歩み続けていく気持ちも込めた作品です。 -

先導者
夏彦
SSM(227㎜×227㎜)
詳細
テーマ「夏」で制作した作品。台風や積乱雲、夕立など夏に見られる天候や空の変化をイメージしています。
雲が風や雷、そして夏の熱を巻き込んで大きく動く様子を1つの大きな生き物として捉え、それらがまとまって移動する様子が「動物の群れ」のように感じたため、モチーフを象にしました。
また、入道雲のような遠くでみれば美しいものも、それらの通り道や付近では強風や大雨が吹き荒れ災害となるという「二面性」は野生で生きる動物や大きな生き物にも言えることなので、これもモチーフとテーマに結び付けています。 -

fruit basket
瀧ヶ崎千鶴
F4
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蔓草
瀧ヶ崎千鶴
F4
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inner landscape #2
長谷川 莉子
H300 W300
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inner landscape #3
長谷川 莉子
H300mm W300mm
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花はまだ女を忘れない
湯璧如
45.5*33cm
詳細
花は象徴ではなく、記憶の器である。
歴史と言葉によって女性の存在が消去された後も、花だけが身体の時間、開花と枯死の痕跡を覚えている。
能面のように感情を覆い隠しながら、沈黙のまま成長し、忘れ去られた生命の証人として観る者に問いかける。
忘れられたのは存在ではなく、記憶のされ方なのだ。 -

夢とうつつのあわい
湯璧如
34.5*41.5cm
詳細
眠りに落ちる直前、意識は現実から静かにほどけていく。
光は形を持たず、時間もまた曖昧になる。
猫はその境界に身を委ね、確かな重さを失いながらも、静かに在る。
本作では、工筆の精緻な描写を通して、夢と現(うつつ)が交差する一瞬の感覚、存在が浮遊するような内的風景を描き出そうとした。 -

不朽
泉 楓花
F8
詳細
大学の敷地内を歩いていたら、模様が面白いキノコを見つけたので描きました。
キノコの傘は岩絵具で荒い質感を出し、草の色彩は顔彩で瑞々しさを乗せてみました。
この絵を仕上げる頃、茂みの中のキノコはもう姿がなくなってしまいましたが、絵の中では残り続けています。 -

深々
塚田圭以子
F6(31.8×41.0㎝)
詳細
電車に乗るとき車窓から見える風景を手帳に描き留めています。
それらをもとに再構成、小下図、大下図、本画と進めると、写実よりむしろ心象風景に近づいていくことを楽しみながら和紙に描いています。 -

賜物
塚田圭以子
31.9×24.3㎝
詳細
温暖な海に棲む魚と珊瑚の絵です。支持体である絵絹に絵具の発色を最大限に生かしたいと思いながら描きました。
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春が降る
守屋亜矢子
297×210mm(A4サイズ)
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春が降る
守屋亜矢子
直径30㎝(円形パネル)
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想
守屋亜矢子
直径30㎝(円形パネル)
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狸図
戸田淳也
410×318
詳細
日向ぼっこをしていた狸。緩やかな時間が流れていました。
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犬図
戸田淳也
455×380
詳細
自宅の犬です。洋犬のくるくるした毛の表現を線で表現するのに試行錯誤しました。
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帷の内
暖簾
297mm×210mm
詳細
暗く激しい感情を、美しく解釈して隠してしまう。そんな欺瞞に満ちた脆弱な自己を表現しました。
薄い和紙や薄く溶いた岩絵具を重ねて下の色が見えるようにし、隠した感情が透けていることを表しています。 -

暗地、ふたり
暖簾
297mm×210mm
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蘇樹
李 唯親
p4
詳細
重なり合う色層の中に、微かな芽吹きの気配を散りばめた。
衰えと再生は対立するものではなく、同じ時間の流れの中に共存している。
樹は沈黙のまま、記憶を抱えながら、再び息づく。
本作《蘇樹》は、循環する生命の静かな回復力を描いている。 -

萌層
李 唯親
s4
詳細
土の層に染み込むように、かすかな色が立ち上がる。
それは花でも葉でもなく、名づけられる以前の「兆し」である。
触れれば消えてしまいそうな痕跡の中に、生命は静かに身を潜めている。
本作は、形を持つ直前の存在、その気配を描いた。 -

Garden of Eden
李 唯親
F8
詳細
果実の光が、葉の重なりの奥で静かに揺れている。
ここに描かれた「楽園」は、神話の彼方にある場所ではなく、人の手が及ぶ空間と、変わらず循環する自然とが、かろうじて均衡を保って共存する一瞬である。
建築的な形態は、境界として立ち現れ、その内側で植物は沈黙のまま実を結ぶ。
失われた楽園ではなく、なお問い続けられる「楽園のかたち」を、本作は示している。 -

葉音
李 唯親
m4
詳細
重なり合う葉のかげに、音なき響きが満ちている。
風に揺れるのは形ではなく、気配そのものだ。
樹は語らず、ただ時間を抱え、その内側でかすかな生命の律動を刻み続けている。
《葉音》は、目に見えない自然の声に耳を澄ますための、静かな場を描いた作品である。 -

春のなごり
KAZU
F4号
詳細
春は過ぎ、思いは空へ
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お喋りな百合
KAZU
P8号
詳細
少し変化のある花の絵にしてみました。
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山行
王夢石
50x30cm
詳細
山道を進む際に経験する呼吸のリズム、視界に現れては消えていく景色──そうした瞬間的な感覚の連なりを、水墨による濃淡と筆致の変化として画面に定着させている。
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山行2
王夢石
50x30cm
詳細
山道を進む際に経験する呼吸のリズム、視界に現れては消えていく景色──そうした瞬間的な感覚の連なりを、水墨による濃淡と筆致の変化として画面に定着させている。
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金魚の夢(新月)
梅宮 順子
F4号
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金魚の夢(満月)
梅宮 順子
F4号
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スナドリネコ
膳棚久稔
SSM
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縞石蟹
膳棚久稔
P3号
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時を織る
直原清美
F8号
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時を繋ぐ
直原清美
P8号
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花天井
阪本優子
円形パネル(直径36cm)
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・胡粉・墨・朱・雲母・茜等染料・赤口洋箔・純金泥
■技法について
観る角度により、花びらの重なりがほのかに輝くよう描きました。
花びらの陰影には金泥を絹の両面から薄く塗り、絹の裏から全体に箔押しをしています。
下地の胡粉等は最小限に抑え、絵絹本来の色を残しつつ、裏箔と両面からの金泥で花弁の白を挟み込むように描きました。
■絵について
「お寺の天井絵を壁面に飾りたい」というコンセプトで描きました。
仏教美術の精神に通ずる厳かで清らかな作品を目指し、絹の上に心の中にある花を立体的に浮き上がらせるような心持ちで描きました。 -

凪
阪本優子
円形パネル(直径 30.5cm)
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・胡粉・墨・朱・雲母・コチニール等染料・青口洋箔・純金泥
■技法について
絹の裏側から、箔押しをしました。
光の当たる角度により、絹から透ける箔の光が月光のように朧に見えてくるように描いています。
■絵について
凪いだ水面のように、穏やかな秋の日を描きたいと思い制作しました。
円窓と共に、中秋の名月も想起できるよう、背景は最小限の筆致で月面を描いています。
絵絹本来の色を残しつつ、裏箔と天然岩絵具を中心とした自然で穏やかな色調を目指し描きました。
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ともしび
阪本優子
34×27.5cm
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・胡粉・墨・朱・雲母・棒絵具、藤黄等染料・純金箔・純金泥・アルミ箔・コブナグサ染め液
■技法について
銀色の部分は、寒天引きをした絹にコブナグサから抽出した染め液を塗り、絹の裏側から花びら以外の部分に箔押しをしています。
コブナグサから抽出した天然染料の自然な黄色と、絹に透ける箔との調和を観る角度により楽しんでいただけるよう、天然染色や裏箔など伝統技法を研究しながら描きました。
■絵について
夜桜が自らの命を燃やすよう光を放っているように感じ、その激しくも気品に満ちた光景を胸に制作しました。
桜が放つ光には純金箔や純金泥を使い表現しています。
暗い道の中でも、道標となるような絵を目指し描きました。
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黎明
阪本優子
45.5×32.5cm
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・胡粉・墨・朱・雲母・棒絵具、藤黄、コチニール等染料・純金泥
■技法について
霧の向こうに咲く花を表現するため、数種類の胡粉を使用し、絹の表や裏から花びらを加筆し全体に暈しをかける工程を何度も繰り返しました。
絹の魅力である朦朧体の表現を背景に取り入れ、霧の中で咲く花の、花開く音まで表現したいと思い制作しました。
■絵について
霧がかった明け方の空に桜が静かに光っているように見え、その静謐でかすかな希望を感じる光景を胸に制作しました。
物事が始まる気配や、光を放ち始める瞬間を描きたいと思いました。
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穀雨
阪本優子
F8
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・胡粉・墨・朱・雲母・藤黄等染料
■技法について
朦朧体や浮世絵の雨の表現を参考に、現代的な感覚で描きました。
ポップな表現に偏りすぎないよう、藤黄などの伝統的な染料を使うことや、裏彩色など古典的な技法で重層的な色彩を目指し描きました。
■絵について
「所により雷雨」という柄の着物を着た女性を描きました。
不穏な雨の気配の中でも、彼女の貫く可愛らしさと逞しさを表現したいと思いました。 -

この春
阪本優子
F6
詳細
■画材
絵絹・水干絵具・岩絵具・墨・胡粉・朱・雲母・藤黄、コチニール等染料
■技法について
血の通った肌の質感を表現するため、裏彩色で朱などを重ね、表からは数種類の胡粉や朱で薄塗りをしています。
女性の内面の光や、花から滲む光を表現するため裏彩色での暈しも多用しています。
絵絹の発色の良さを生かしながら、絵絹の両面から描写をすることで、画面の奥にまで空気や息づかいが漂うかのような作品を目指しました。
■絵について
毎年咲く桜ですが、その年ごとに桜を見て感じる想いは変わります。
これから旅立つ彼女の様々な感情の揺れを、祝福の願いと共に描きました。 -

赫い糸
有冨禎子
F6
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Fly me to the moon
有冨禎子
F6
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鹿苑
桃山朋々
F8
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紫牡丹
桃山朋々
F8
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散歩道-RAS-
田村 美智子
M8号(455×273×35)
詳細
コブシの花をモチーフに、脳の仕組みであるRAS(網様体賦活系)を手がかりとして制作した作品である。
小さなパネルを重ねた部分の金色の輝きに引き寄せられるように視線は花へと導かれるが、背景の黒へと目を移すと、そこに潜む鳥の存在に気づく。
黒の部分は墨をベースに、粒子の異なる岩絵具を重ねることで、単一の色の中に異なるモチーフを描き分けている。
見えるものと見えないもの、意識されるものと見過ごされるものの均衡を描いた。 -

日常 -Scotoma-
田村 美智子
M8号(455×273×35)
詳細
アイビーをモチーフに、心理的盲点であるスコトーマをテーマとして制作した作品である。
重なった二枚の小さなパネル部分は、墨を基調に、粒子の異なる岩絵具を重ねることで描き分けている。
一見すると黒い四角として立ち上がる画面も、視線を留めることで、その中に潜むヤモリや蛾の存在に気づく。
日常の中で見過ごされているものや、意識の外側に置かれた存在の在り方を描いている。 -

風の小道
岩橋直子
F4
詳細
歩いていた小道の枯葉達が、風が吹いて動く様子に心が惹かれて絵にしました
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母と見た秋
岩橋直子
F3
詳細
旅行先でゆったり母と見た光景です。紅葉している葉が、道の上で太陽の光を受けていたのが印象に残ったので絵にしました
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さざんか
小室 純
SM(サムホール)サイズ
詳細
季節のモチーフとして描いた作品です。
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Love is real,it’s true.
堤春生
F4
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まなざし
堤春生
F4
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コイヌノシコウ
yoka
SMサイズ
詳細
小さなイヌは毎日何を考えているのか
幸せならいい
そんなことを思いながら描きました -

ウサギコレカラ
yoka
SMサイズ
詳細
古くなったウサギのぬいぐるみ、捨てられない
これからも一緒にいたいから描いてみました -

《The First Dream》
ZHANG SHUZHEN
F6号
詳細
赤ちゃんの寝顔に、誰もが持つ「最初の夢」の記憶を重ねました。それは眠りの中で見る夢であり、やがて抱く「目標」という夢の原点でもあります。何かが芽生えた瞬間の、熱くて切ないほどの想い。その純粋な気持ちをいつまでも大切に、これからも夢を追いかけていく。そんな願いを込めた作品です。
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《煽る》
ZHANG SHUZHEN
F8号
詳細
庭のツワブキが咲き誇るころ、多くの蜂や蛾が引き寄せられ、風の中で羽をきらめかせながら揺れている。
一輪一輪の花を分け隔てなく訪れ、半透明の小さな翅が陽光を受けてはためき、きらきらと輝くその姿は、実に魅力的である。 -

実り
森田 裕八
F8
詳細
千葉県市原市の里山を題材に描いています。
稲穂の実る様と空気感を金彩で表現しました。 -

春の宵
森田 裕八
F6
詳細
里山の山桜を取材し描きました。
幾重も岩絵具をかけて静かな春の宵を表現しました。 -

オーロラ
江間江美
F8
詳細
我家の小さな家族、熱帯魚のベタ。彼が2つと無い鰭をなびかせて泳ぐ様は、オーロラがたなびいている如く美しい。見上げているのは7年間共に暮らしたシマリス。実際にはあり得ないシュチュエーションを描けるのは画家の醍醐味であり、鑑賞者へのメッセージでもある。この作品を描いていた時は日本はコロナ禍で終わりの見えない闇に包まれており、祈りを込めて製作していた。Auroraはローマ神話の「日の出の女神」を語源とすると言われている。明けない夜はない。
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遭逢
江間江美
F6
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Dubrovnik 10
芹澤マルガリータ
F4 H333×W242mm
詳細
日本とロシアという二つの異なるルーツから、郷愁を感じる海外の風景を日本画の素材で描くということが自分らしいと感じる表現方法である。本作品は、クロアチアに赴いた際に取材した風景である。箔の上に極薄の典具帖紙を貼り、岩絵具を重ねて素材の美しさにも重点を置いて描いている。
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Alleyway 03
芹澤マルガリータ
WSM H 454×W 158mm
詳細
日本とロシアという二つの異なるルーツから、郷愁を感じる海外の風景を日本画の素材で描くということが自分らしいと感じる表現方法である。本作品は、クロアチアに赴いた際に取材した風景である。洋金箔を貼った紙の上に極薄の典具帖紙をはり、下地の箔の表情を活かすために墨や彩墨、岩絵具を使用し薄塗りで仕上げた。
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梅雨晴れ
河内貴実子
F6号
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花序
山元麻衣
F3
詳細
花が咲く前の形、蕾の群れに惹かれ制作しました。
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トウカ
山崎有美
P6号
詳細
10年以上前から蝋燭の作品を描いて来ましたが、この作品は近年取り組んでおります和紙と絹の二重構造の技法を使って、灯火を灯した静謐な空間やゆらぎのある光を描きました。なかなか写真では伝わりませんが、和紙の方にモチーフを描き、光輪のみ絹に金泥で描いている事によって、絹の透過性や艶でゆらめきを感じられる様に抽象度を上げて表現した作品です。
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瑠璃のフーガ
山崎有美
M6号
詳細
瑠璃(グラス)にきらめきや儚さ、また音楽性を感じ描きました。ポリフォニックなイメージを投影しつつ、蝶を描く事によって幻なのか現実なのかわからないアンビバレントな感覚を表現しています。
こちらの作品も和紙と絹の二重構造の作品です。 -

灯び
徳門あいみ
F3
詳細
線香が燃え尽きるまでのわずかな光と、ふりつもる灰の気配を主題としました。
銀箔や銅箔を画面に施し、腐食させることで、確かに存在しながらも捉えがたい明るさや、煙のように拡散していく時間の層を表現することを試みました。
消えゆくものの痕跡に宿る静かな光を、日本画の素材と技法を通して探りました。 -

実り
徳門あいみ
F3
詳細
果実の重なりを通して、成熟と時間の堆積を描きました。
背景の銅箔は腐食させ、緑青を吹かせることで、自然の作用による変質の痕跡を画面に取り入れています。 -

Amour en cage№ 27
松澤敬子
F4
詳細
ほおずきが次第に枯れて透かしほおずきとなっていく過程で、そのネット状の造形が美しいと感じました。籠のようになった萼の中に実を包み込んでいるのが、生を抱えた終わりの姿に思えます。
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Amour en cage №2
松澤敬子
SM
詳細
葉の陰に隠れていた鬼灯の実を見つけた時に、一瞬ドキッとしました。額の先から実がとび出してしぼみかけていました。偶然出会ったこの異形のほおずきがけなげに思えて、描き留めておかなければならないと思いました。
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impact
金森 美紗輝
F8
詳細
黒い花のインパクトに魅せられた蝶は自らも青く輝いている。
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向春
金森 美紗輝
F8
詳細
向春の季節を彩る花や植物を描いた。
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春訪
頴川麻美子
8M
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粛
頴川麻美子
6P
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硝子の向こうの街
佐藤雅美
F4
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咲き誇る
佐藤雅美
F4
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植物がある場所
佐藤雅美
F8
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冬映
可児貴子
F6
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湖畔
可児貴子
F6
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Sempiternal
千源
S3
詳細
「愛欲」を定義不能な交錯する感情として捉え、透明性と重なりをもつ素材で表現している。
かつては絹を幾層にも重ねて制作していたが、現在は特注の生地を用い、支持体や環境を透過させている。
作品は空間や光と交わり、空間の変化によって観察の在り方が揺らぐ中、人影の重なりとして愛欲の不確かさが立ち現れる。 -

Sempiternal
千源
S3
詳細
「愛欲」を定義不能な交錯する感情として捉え、透明性と重なりをもつ素材で表現している。
かつては絹を幾層にも重ねて制作していたが、現在は特注の生地を用い、支持体や環境を透過させている。
作品は空間や光と交わり、空間の変化によって観察の在り方が揺らぐ中、人影の重なりとして愛欲の不確かさが立ち現れる。 -

pleasure time
井上惠理
S6
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雨音
井上惠理
丸作品直径17.5cm
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高気圧に乗って(吽図)
ナカガワタイテン
410mm x 290mm
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高気圧に乗って(阿図)
ナカガワタイテン
410mm x 290mm



